年末の豪雪以降は、ほぼ落ち着いた天候の北見地方に比べ
倶知安をはじめ、札幌や小樽では
過去にないような大雪になっていますね。
この季節、屋根に積もった雪は大きな心配事のひとつ。
この、雪下ろし時に起こってしまう事故もたびたび報告されています。
そこで、この機会に、
屋根の雪、雪下ろしについて調べてみました。
すると、
『北海道における住宅などの屋根の雪下ろしは、原則不要』
とありました。

北海道は、建築基準法施行令第86条(積雪荷重)第6項にある
”雪下ろしを行う慣習のある地方” には該当せず、
北海道の建築物は
雪下ろしを行わなくても雪の重みに耐えることができる
よう設計されているそうです。
建築物の設計において、
立地場所に応じ算定された屋根雪による荷重の基準があり、
これを「積雪荷重基準」といいます。
積雪荷重基準は
建築基準法施行令第86条第3項に基づき、
市町村ごとに定めた”垂直積雪量”に雪の単位荷重を乗じて算出されています。
オホーツクにおける「垂直積雪量」は以下のとおりです。

北海道建設部 住宅局建築指導課のHPより
※北見市を含むオホーツクエリアにおいては
100㎝(一部120㎝、130㎝)の積雪荷重に耐えられるような基準で
建築物が設計されているということです。
⚠️昭和56年6月以前に建てられた家屋の場合、
旧耐震基準で建てられている(一部を除く)ため上記に該当しません。
各家屋については、確認が必要です。
⚠️車庫や倉庫などの建築物は対象外です。
とはいえ、屋根の雪がどっさりになると心配になりますよね。
これから、日中の気温があがり、徐々に融雪の時期を迎えます。
雪下ろしをされる場合には、以下の点にご注意ください。
〇その雪下ろし、本当に必要?
一般的な住宅では、屋根の部材の変形や、
ふすまや戸が閉まらなくなるなど、雪荷重による変化がない場合、
雪下ろしをする必要はありません。
〇天気は雪下ろしに適している?
気温が0度以上になる日、日差しが強い日は
屋根の雪が融け滑りやすくなります。
強風の日、吹雪の日はバランスを崩しやすいので危険です。
〇一緒に作業できるひとはいますか?
ひとりで作業はしないようにしましょう。
はしごをささえてもらったり、
万が一の場合でも助けてもらえるように。
やむを得ずひとりで行う場合は、事前に誰かに伝えておき
安否確認をしてもらえるようにすると安心です。
〇準備、装備を万全に。
雪を落とす場所には大切なものが置かれていませんか。
人が通る場所ではありませんか。
身支度はしっかりと行いましたか。
少しでも不安や心配がある場合は、
決して無理をせず、専門の業者さんにご依頼ください。

eハウジングの家について
社長 菅野よりひとこと。
「eハウジングの家は一見フラットな屋根がほとんどですが
実はわずかな傾斜がついています。
屋根から自然に落ちる雪が隣家の敷地などに落ちないよう
じゅうぶんな配慮をして設計、建築しています。
また、屋根の板金に無理がかからない程度の雪止めを
設置するなどして工夫しています。」

オホーツク地方、まだまだ雪の心配は続きます。
みなさまもどうか安全にお過ごすください。